食の安全・安心を、
さらに高いレベルへ。

　当社はこのたび、埼玉県幸手市の幸手中央地区産業団地に「幸手物流センター」を竣工いたしました。
６月１５日、現地にて竣工式が執り行われ、弊社役職員、施工関係者など約６０名が出席いたしました。
  　当センターが位置する埼玉県幸手地区は、首都圏の物流網を広域にカバーする圏央道の幸手インターチェンジに隣接し、東北道・関越道へのアクセスも良く、立地条件に恵まれた物流の要衝として期待されています。当社はこの圏央道沿線に既に加須、加須第二、鶴ヶ島、伊勢原の4か所の物流センターを稼動させており、今後は幸手物流センターを含めた５施設が連携してお客様に最適な低温物流サービスを提供して行きます。
　設備面では、冷却方法は温度の変化が極めて少なく、貨物の品質維持に最適な自然対流方式（RD：リターンダクト）を導入。電動式移動ラックは、「カーゴナビゲーションシステム」と連動させ、フォークリフトによる入出庫作業を円滑にし、庫内作業時間の短縮化を図っていきます。また、施設屋上には発電能力６１５kWの太陽光発電パネルを設置し、環境にも配慮した構造となっています。
　神事の後に行われた記念式典では、会長の吉川が出席者へ感謝の意を表すとともに「幸手物流センターは、既存の圏央、東京、横浜各地区の物流センターを含む、首都圏に構築された一大物流網の核となる」と挨拶があり、乾杯の挨拶では社長の西山が「既に多方面のお客様からお問い合わせをいただいており、スタートダッシュが出来る」と意気込みを語りました。

◎幸手物流センターの概要
　１．名称　　　　　　幸手物流センター
　２．所在地　　　　　 埼玉県幸手市大字平須賀２４８０－１２
　３．構造・規模　　　①鉄筋コンクリート造3階建　 一部鉄骨造
　　　　　　　　　　　　延床面積 　　　　１８，４３５㎡
　　　　　　　　　　　　敷地面積　　 　　１２，４４７㎡
　　　　　　　　　　　②冷蔵収容能力
　　　　　　　　　　　　Ｆ級　　　　　　１７，６６０ｔ
　　　　　　　　　　　　Ｃ＆Ｆ級　　　　　２，５１９ｔ
　　　　　　　　　　　　Ｃ級　　　　　　　　　７５５ｔ
　　　　　　　　　　　　合計　　　　　　２０，９３４ｔ
　４．主な設備　　　　自然対流方式（RD：リターンダクト）、電動式移動ラック、カーゴナビゲーション
　　　　　　　　　　　システム、太陽光発電システム（６１５kW）、陽圧式低温プラットホーム、
　　　　　　　　　　　BEMS（Building EnergyManagement System）、全館LED照明