食の安全・安心を、
さらに高いレベルへ。

　横浜冷凍株式会社（本社：神奈川県横浜市､代表取締役：古瀬健児）は､北海道河西郡芽室町に建設を進めておりました「十勝フードバレー物流センター」が､本日無事に竣工いたしましたことをお知らせいたします｡

　十勝フードバレー物流センターは､当社十勝地区における4拠点目の施設であり､また､当社の国内物流拠点としては初めて全自動倉庫システムを導入した先進的な施設です｡これにより物流業務の省人化を推進するとともに､多様な人材が活躍できる職場環境の整備にも取り組んでおります｡

　本センターの稼働により､十勝地区における当社の冷蔵能力は大幅に増加し､既設の3センターと連携しながら､地域農業の発展および安定した流通体制の強化に貢献してまいります。十勝地区の合計庫腹容量は8万7,000トンを超え､北海道内でも最大規模の低温物流拠点となります｡

　また､本センターでは､減震対策に加え､太陽光発電設備（150㎾）､リチウムイオン蓄電池（73.7㎾h）および自立式パワーコンディショナーシステムを導入し､停電時にも電力供給が可能なBCP（事業継続計画）対策の強化を図っております｡

　さらに､道内の他センター（石狩・恵庭・喜茂別）とのネットワーク連携※を通じて､北海道全域における効率的な物流網の構築を推進し､今後も地域経済の発展と持続可能な物流体制の実現を目指してまいります｡（※道内収容能力19万トン）

　施設の竣工に際し社長の古瀬は､建設に携わった関係者の皆様に感謝の意を表すとともに､「北海道十勝地区は当社にとって欠かせない重要な拠点です｡これまでに北海道産品を高品質のまま全国に届けることを使命とし物流センターの整備・拡充を進めるとともに､食品販売部門でも農産物を取り扱い､地域とともに発展してきました｡現在では当社の数ある拠点の中でも最大規模を誇る物流センターを構えるまでに成長しています｡今後も､地域に密着した物流インフラの整備を通じて､当社北海道内ネットワークを活かし道内のコールドチェーンを安定させ､生産者が安心して農産物を生産できる環境を支えてまいります｡」と述べました｡


○十勝フードバレー物流センターの概要